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タマネギの育て方とは?お手入れ方法や失敗しないポイントを解説!

タマネギの育て方とは?

あなたは、タマネギの育て方が気になりませんか?

いろんなお料理に使えるので、とても便利ですね!

タマネギはトウ立ちしたり、玉が割れたりするってよく聞くけど、なんだか難しそう。

そう思っていませんか?

実は、過去の私もそう思っていました。

でも、大丈夫です!重要なポイントを知ることで、すごく美味しいタマネギができるんです!!

農家の息子と結婚し、子育てをしながら、田舎に移住歴3年の私が、

タマネギの育て方とは?お手入れ方法&失敗しない方法を含めて解説していきます!

玉ねぎの育て方

タマネギの育て方

タマネギの栽培は、簡単にすることができます。

秋に植え付けをして、春に収穫します。

最低限の準備

玉ねぎの苗市販、通販
土(石灰あり)苦土石灰くどせっかい
害虫対策寒冷紗かんれいしゃ、防虫ネット
おすすめの肥料玉ねぎ一発肥料/馬糞堆肥ばふんたいひ/鶏糞/けいふん
あると便利なアイテム寒冷紗(寒さが厳しいとき保温に使うと良い。)

苗の選び方

農家のおばあちゃん
農家のおばあちゃん
サラダで食べたかったら、超極早生ちょうごくわせから早生わせを選んでおくと、間違いないわ!保存スペースがあるなら、中生なかてから晩生おくてを育ててみてもいいわね。
超極早生ちょうごくわせ極早生ごくわせ収穫時期:3月下旬〜4月上旬、貯蔵が効かない。サラダ向き。
早生わせ収穫時期:4月下旬〜5月上旬、貯蔵は8月まで。
中生なかて収穫時期:5月下旬〜6月上旬、貯蔵は12月まで。
晩生おくて収穫時期:6月上旬〜6月下旬、貯蔵は3月まで。

タマネギは、早い品種は辛みが少なく、遅い品種は、貯蔵が効きます。

農家のおじいちゃん
農家のおじいちゃん
苗は、大きいとトウ立ちしやすいぞ。だからといって、小さくても育ちが悪いから、よく見て買うのじゃ!

苗の太さは、えんびつサイズを選びましょう。

土のこだわり方のポイント

土のこだわり方のポイント
  • pH5.7〜6.3になるように調整する。
  • 水はけのよい土を作る。
農家のおばあちゃん
農家のおばあちゃん

日本は雨が多いから、何もしないと酸性雨が降って、酸性に傾くの。

すると、タマネギの育ちが悪くなるのよ。

苦土石灰くどせっかいを1㎡あたり150gまいてね。

効き目が早いので、粉状のものがおすすめよ!

次は、肥料をまきます。

肥料の入れ方

  • 馬糞堆肥ばふんたいひを1㎡あたり2〜3Lまく。
  • 有機化成肥料ゆうきかせいひりょうを1㎡あたり200ccまく。
  • 鶏糞けいふんを1㎡あたり50〜100ccまく。
農家のおじいちゃん
農家のおじいちゃん
土と肥料を混ぜるように耕すのじゃ!

うねは、縦160cm×横70cmが作りやすいぞ!高さは10cmじゃ。

畝を作るときは、少しだけ真ん中を高くするといいぞ。雨が降ったときに、左右に水が流れるから排水が良くなるのじゃ。ベニヤ板で土の表面をならすと、きれいな畝ができるぞ!

次は、マルチシートを貼っていきます。(玉ねぎは栽培期間が長いので、雑草が茂るのを防いでくれます。)

  • タマネギのマルチは、5つ穴が開いているが 、余裕を持たせるために4穴で使う。角に余裕を持たせるために、畝に4穴を合わせる。
  • 畝の角に、土をかぶせる。
  • 両サイドの通路側に、20cmの溝を掘る。(タマネギが、雨で水没するのを防ぐため。)

タネから植え付けるときのポイント

農家のおばあちゃん
農家のおばあちゃん
9月にタネまきをして、1ヶ月半後に苗を植えます。育苗箱いくびょうばこ培養土ばいようどを入れて、5mm間隔ですじ状にタネをまいていきましょう!土を薄くかけて、不織布ふしょくふや新聞紙をかけて、保湿するといいわ。
農家のおじいちゃん
農家のおじいちゃん
育ちが悪くなるから、深植えしないように!茎の白い部分が見えるように、マルチの穴の間隔(15cm)で植えていくのじゃ。

家庭菜園にオススメしたい苗作り

これで、タマネギの準備は完璧です。

追肥

農家のおばあちゃん
農家のおばあちゃん

追肥ついひは、2回します。

1回目は、植え付けの1ヶ月後で、2回目は、3月ころに行います。

タマネギは、春先によく成長するの。だから、その時期は、栄養がたくさん必要よ!

化成肥料を一株ごとに、ひと握りやりましょう。

肥料をまいた後は、しっかり水やりをしましょう

追肥を忘れる人は、「玉ねぎ一発肥料」がおすすめです!!

たまねぎの「お手入れ方法」

タマネギのお手入れ方法

タマネギは、根がはるまでは水やりをしっかりしましょう。

冬は水やりの必要はないです。(雨が長い間降らず、土が乾いたときだけでOK!)

春先になって、気温が高くなったら、土が乾いたときに、水をしっかりやります。

栽培環境

タマネギは、日当たりが良いところで育てましょう。

農家のおじいちゃん
農家のおじいちゃん

冬に霜柱が立つと、苗が浮き上がり、強い風で飛ばされることがあるぞ。

寒いときは、不織布ふしょくふをかけておくと良いのじゃ。

タマネギは同じ畑で、続けて栽培しても大丈夫といわれておるが、ユリ科の植物を育てた後の畑は避けた方がよいな。育ちが悪くなることがあるからな。

病気や害虫の対処法

軟腐病なんぷびょう:葉っぱや茎がやわらかくなって腐る。排水性が悪い場所・低いうねで起こりやすい。

対策:見つけたら、早めに取り除く。初期は、バリダシン液剤5をまくとよい。

萎縮病いしゅくびょう:葉っぱがぐにゃぐにゃになって縮む。アブラムシが病気を運んでくる。

対策:防虫ネットを使う。カダンエースをまくのがおすすめ!(ヤシ油でできたオーガニックな農薬。)

萎黄病いおうびょう葉の先端が黄色になり、茎がぷよぷよする。

対策:寒冷紗かんれいしゃで覆う。見つけたら、早めに取り除く。病気の菌を媒介ばいかいするので、雑草や枯れ葉を取り除く。

さび病:カビ・アリが原因。

対策:見つけたら、取り除く。風通しをよくする。農薬を使う場合は。ジマンダイセン水和剤ハーモメイト水溶剤がおすすめ!

べと病:カビが原因。4月から5月にかけて、雨が続くと出やすい。

対策:寒冷紗で覆う。雑草や枯れ葉は取り除く。

病気の株を引き抜いたら、土が落ちないように処分する。(ウイルスが広がるため。)

収穫時期

葉が倒れてきたら収穫のタイミングです。

収穫の方法

  • 周りの土を軽く掘る。
  • タマネギの下を持って抜く。
  • 玉ねぎの根を切る。

失敗しないポイント

  1. ちょうど良い苗の大きさを選ぶ。
  2. タネをまく時期を守る。(タネから育てる場合)
  3. 肥料のやりすぎに注意する。
農家のおばあちゃん
農家のおばあちゃん
タマネギは、天候の影響を受けやすいわ。暖冬はトウ立ちしやすいの。暖かいお天気は、対処ができないけど、春に寒波がくるのがわかっているときは、寒冷紗かんれいしゃ不織布ふしょくふを早めにかけておくと良いわね。

タマネギは、一定の大きさになってから、一定の温度に反応し、トウ立ちします。小さな株で冬を越させることが最大のポイントになります。

そのため、上の3つのポイントを守って育てましょう。

まとめ

まとめ

タマネギは、ポイントさえ守れば失敗せずに育てることができます。

そのため、基本に忠実に育てていくことが最大のポイントになりますね。

収穫まで少し時間がかかりますが、

美味しいタマネギが収穫できたときは、とってもうれしいですよ!

少しのスペースでたくさん収穫できるので、

あなたも、タマネギを一緒に育ててみませんか?

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