あなたはキャベツの育て方が気になりませんか?
キャベツは、栄養たっぷりで、保存がきくので重宝しますね!
葉物の野菜を育てるのは難しそうって思っていませんか?
すごくわかります!!
過去の私もそう思っていました。
でも大丈夫です!!
育てる品種と時期を選べば、初心者でも簡単に育てることができるんです。
農家の息子と結婚し、子育てをしながら、田舎に移住して3年の私が、
秋から始めるキャベツの育て方とは?お手入れ方法&失敗しない方法を合わせて解説していきます!
キャベツの育て方とは
品種 | アブラナ科 |
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連作障害 | あり。2〜3年あけて栽培する。 |
発芽地温 | 15〜30℃ |
生育温度 | 生育適温15〜20℃ |
日当たり | 日なた |
土壌酸度 | pH 5.5〜6.5 |
今回は、育てやすくて美味しい秋から始めるキャベツの作り方と畑の土づくりを紹介していきます。
春の植え付け〜夏収穫 |
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夏の植え付け〜秋収穫 |
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秋の植え付け〜春収穫 |
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秋から育てて、春に収穫するキャベツを春キャベツといいます。
葉が柔らかめで、みずみずしくサラダにするととても美味しいです。
- トウ立ちしにくい秋まき用の品種を選ぶ。
- 小さい苗で冬を越す。
- トンネルを使って、防寒対策をする。
最低限の準備
キャベツの苗 | 市販、通販 |
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土(石灰あり) | 苦土石灰 |
害虫対策 | 防虫ネットなど |
おすすめの肥料 | 化成肥料/鶏糞堆肥 |
あると便利なアイテム | クワ/移植ゴテ/じょうろ/防虫トンネルセット |
土のこだわり方のポイント
苦土石灰 | 100g/1㎡(コップ一杯くらい) |
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鶏糞堆肥 | 2kg/1㎡ |
化成肥料 | 1回あたり:50〜100g、気温が上がってくる3月から2週間おきに追肥をする。 |
- 苗を植える2週間前に、苦土石灰を1㎡あたり、100gを畑全体にまく。
- クワを使って深く耕す。
- 苗を植える1週間前に、鶏糞堆肥を1㎡あたり、2kgを畑全体にまく。
- 化成肥料を1㎡あたり100gまく。(2握りくらい)
- 幅80〜120cm、高さ10〜20cmの畝を作る。
- 株と株の間は40cmあける。
苗を植え付けるポイント
- 茎が太く、まっすぐ茎が伸びている
- 葉っぱに厚みがある
- 葉っぱが密集していて、緑が濃い
- 虫食いがある
- 葉っぱの色が黄色い
- 根っこがポットの底からはみ出している
- アクタラ粒剤をまく。初期にアブラムシやイモムシから苗を守ってくれる薬。1回まいておけば、1ヶ月間効果がある。
- 植える穴に、水をたっぷりやる。苗を植えてから水やりをすると、土の中まで水がしみにくいため。
- 根っこを傷つけないように、苗をポットから出す。(土をつけたままほぐさない!)
- 苗を植える穴に置く。
- 土を苗にかける。(苗の土と表面の土が同じ高さになるように。)
- 上からも水をたっぷりやる。(できれば、次の日が雨のときに植え付けをすると良い。)
これで、キャベツの準備は完璧です。
キャベツの「お手入れ方法」
キャベツのお手入れのコツは3つあります。
- 虫さんはキャベツが大好きなので、食べられないようにキャベツを守ること。
- 栄養たっぷりの土を作ること。
- 土の水分を管理して、根腐れさせないこと。
水やりの頻度
キャベツは、水分が多すぎると病気になりやすいです。加湿にならないようにしましょう。
温度・湿度
キャベツは、湿気に弱いので水はけの良い土づくりが大切です!
発芽適温 | 15〜30℃ |
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生育適温 | 15〜20℃ |
日当たり | 日なた |
土壌酸度 | pH 6.0〜6.5 |
追肥
追肥とは、追加の肥料をやることです。
1回目:葉っぱが7〜8枚になった頃で、植え付けから2週間後くらい。株の根元の土に化成肥料を1㎡あたり70gまく。
2回目:中心の葉っぱが立って葉っぱが結球し始める頃に、株の根元の土に化成肥料を1㎡あたり70gまく。肥料をまいたら、土を株の根元に寄せておく。
病害虫対策
収穫時期
よくある質問
- 植え付け時期が遅い。
- 肥料が足りない。
- 日当たりが悪い。
- 水分が足りない。
4つの原因が考えられます。適期に植え付けを行うこと。追肥を最低2回は行うこと。日当たりの良いところで育てること。土が乾きすぎない程度に水やりをすることに気をつけてみてくださいね。
収穫が遅れると、割れることが多いです。理由は、キャベツは中から外へ成長します。育ちすぎると、中から外へ成長しようとする圧力に耐えられなくなるからです。球が割れると、酸化して腐りやすくなるので早めに収穫をしましょう。
まとめ
キャベツの育て方は、ポイントをおさえると簡単にできますね。
キャベツを成長をさせるためには、たくさんの栄養が必要なので、
最初の土づくりが大切になってきますね。
しっかり土を作っておけば、ぎっしりと葉っぱの詰まったキャベツができますよ。
キャベツは和・洋・中とたくさんの料理に使うことができるので、
収穫をするのが楽しみですね!
あなたも、畑でキャベツを育ててみませんか?
もう一度おさらいをしましょう。
- 栄養満点な土づくりをする
- 害虫は防虫ネットで防ぐ
- 追肥は最低2回する
- 早めに収穫する